第2.2話 113回国試の反省会part3

卒業式が終わって、ぼくは正式に学生からニートへとジョブチェンジした。

厳密にいえば4月からだけど学生証に穴開けられちゃったからまあそういうことなのだろう。

 

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 この2つの続き。今回でやっとラスト。

一応もう来年に向けて勉強をじわじわ開始しているから順番が逆になっている気もするんだけど、ちゃんとぼくなりの反省点をまとめておきます。

もちろん人によって色々違うので参考までに。

 

 

①勉強のやり方

昨年はとりあえず映像見て、ノート作って満足していたところが大きすぎた。

ある一定のところまでは知識がないとどうしようもないけれど、知識を入れた時点で問題演習してアウトプットを心がけないと、試験では一切使えない。

ぼくたちは一応それなりの受験勉強を潜り抜けてきたはずだし、それはわかっていたはずなのだけれど、大学6年間の過去問を覚えるだけの機械と化してた生活に慣らされすぎていてこの当たり前の事実を忘れていたのだ。mtmの言う通りじゃん。

ついでに、アウトプットをしていく中で理解できていないことや、さらに深めていくべきところが分かっていくし、実際の試験でどのような聞かれ方をするのか、どのように問題を見ていけばいいのかの分析ができていくはずだったのだろう。

映像講義の難点なのかもしれないけれど、たいていの場合授業がうまいから、みただけでなんかわかった気になる、自分もできる気がしてくるけど、本当はそんなことはないので。

一番大事なのはやっぱり復習とアウトプットの繰り返し、だったのだと思う。

 

②スケジュール

臓器別をいつまでも終わらせられなかったのが最大の敗因。これは明らかで。

複合的な問題への取り組みがどんどんずれ込んでいったが故に、本番で必要な部分に手が回らなかった。

後半戦のやること絞ってアウトプットと足りない知識の補充を重点的にやったところはよかったと予備校のチューターさんに言われたから(113回の勉強法について細かく面談をしてもらえた、これについてはまた別に書くかも)、とにかく前半が悔やまれるところ。

今年は予備校に通うことにしたから、スケジュールをちゃんと相談しつつやっていこうと思う。

 

③国試当日

当日の反省というか来年への教訓は、前回のでも書いたけどホテルでできる勉強なんてたかが知れてるから、最後に頼れるノートか教科書せいぜい1冊持っていくだけにしようなってとこ。

荷物重いとだるいし、2日目終わった後にそのまま遊びに行くなら邪魔だし。

あと、どんなに聞きたくなくても周りの答え合わせは始まるし、意味わかんないところで間違えてたことにも気付いちゃうけど、答え合わせをしてるってことはその人もそこが不安だったってことだから、たぶんその問題は正答率が低いので合否にはあんま関係ない(と思うようにしたい)

 

④生活と勉強スタイル

第1に、完全にひとりでやるのはきつい。

勉強会については人によって向き不向きがあるからぼくとしては必須ではないと思っているけれど、同じ目標を持つ人と数日に1回でもいいから進捗状況を確認し合ったり、励まし合ったりできる環境はなんとかして作った方がいいと思った。

ぼくは大学の図書館に行けばいくらでも同期がいたし、昼飯を一緒に食べたりしていたのも知っていたのに、昼夜逆転で全く行けなかった。

もし大学の人はちょっと、みたいなことがあれば、twitterとかそこらへんで仲間見つければいいと思う。

 

だらだら経過を書いたわりにあっさりしたまとめになった気がするけど、こんな感じかな。

 

 

9割が受かる試験にまさか自分が落ちるとは思ってなかったけど、実際落ちるもんなんだな、みたいな頭悪そうな感想しか今は出てこない。

色々な後悔は今でも尽きないけど、もう次の国家試験は10ヶ月余りで来ちゃうわけだし、いつまでも引きずってもいられない。

浪人生の合格率は新卒より低いのはデータとして明らかだけど、そこはなんとか努力と経験を駆使して乗り越えて行けたらな、と。

 

たくさんの同期たちに背中を押してもらえたし、一緒に114回を目指す同志たちと励まし合って、がんばっていこう。